今回は,つみたてNISAを1年半やってみた結果を公開したいと思います.
つみたてNISAについてわからない方は以下の記事も合わせてお読みください.
「最近流行りのつみたてNISAとは?最低限勉強しておくべきこと」
つみたてNISAをはじめた経緯
運用結果とは全然関係ないため読み飛ばしてもらって問題ありません
私はつみたてNISAを2020年の1月から運用スタートさせました.
なので正確にいうと1年5ヶ月の運用結果となります.
なぜこの時期に始めたかというと社会人1年目で社会に慣れてきた折に,2020年を投資元年として貯金に回していたお金に働いてもらおうと考えたからです.
もともと投資には興味があったものの,税金面やインサイダー取引についての知識が乏しく投資をするための第一歩が踏み出せない状態でいました.
そうこうしていても知識はつかないので専門家に聞きに行こう!ということで,2019年12月に「みずほ証券」の窓口に出向いて資産運用の相談に乗ってもらうことにしました.
*基本的に窓口に出向くのはおすすめしません(営業をもちかけられるので)
私の相手をしてもらった方はとても親切で「つみたてNISA」についてかかる費用から商品からちょっとした裏話まで丁寧に説明をしていただきました.(もちろん過度な営業もなく)
思い立ったらすぐ始めるタチなのでその場で契約することは事前に決めていました.
みずほ証券で始められるつみたてNISAの商品はシンプルに3つに分かれていて,当時は他の証券会社の商品のことも知らなかったため「こんなにラインナップって少ないのか」と思った記憶があります.
みずほ証券のつみたてNISAラインナップ
・たわらノーロード 日経225
⇨ 日本への投資
・野村つみたて外国株投信
→ 先進国,新興国
・たわらノーロードバランス(8資産均等型)
→ 全世界
それぞれ,説明されましたが「⇨」のイメージしか理解できなくて商品を選びました.
ここで「日本に大した未来はないだろう」と思って「野村つみたて外国株投信」を選んだという単純な理由です(笑)
みずほの方からは堅実な「たわらノーロードバランス」を勧められましたが「日本が入ってるから」という理由で断った記憶があります.←どんだけ日本に希望持ってないねん.
ということで,その時に選んだ「野村つみたて外国株投信」を変えることなく1年5ヶ月続けています.
長々と書きましたが.運用実績に移ります
つみたてNISA運用実績
以下が私のつみたてNISA投資状況となります.
商品:野村つみたて外国株投信
期間:2020.1〜2021.5
毎月投資額:333,000円(累計)
2020.1〜2020.2 (10,000円)
2020.3〜2020.6 (12,000円)
2020.7〜2020.10 (14,000円)
2020.11〜2020.12 (22,000円)
2021.1〜2021.5 (33,000円)
評価額(6/7):407,254円
評価損益 :74,250円
運用利益率 :22.3%
毎月の投資額はお財布と相談しながら徐々に引き上げていき,今では満額投資となっています.
結果としては,現在22.3%の含み益となっており非常に堅調な結果となりました.
私の運用はちょうどコロナが始まったときと被っているのですが株価が暴落した3月ごろの投資は12,000円ほどの投資であり,本格的に金額を上げていったのが2020年下半期となるためコロナショックのおかげで利益が出ているという単純なものではないかと思います.
コロナを抜きに考えても年利15%くらいはでているのではないでしょうか.
他商品との比較
私が投資している「野村つみたて外国株投信」は日本を除く外国株への投資ですが,具体的には
アップルを筆頭にGAFA,TESLA,J&Jの主要な米国株が上位に占めております.
新興国株では,アリババ,テンセント,サムスン等を含め「香港,アメリカ,韓国,台湾,インド」の順番の投資比率となっています.
つまり,この商品を購入するだけで世界経済を回している「主要企業への投資+新興国株」への投資が実現していることになります.
他の商品の成果も気になるため,2020年1月〜2021年5月までの期間で有名な商品と投資結果を比較していこうと思います.
まずは,私の「野村つみたて外国株」の商品自体のリターン結果です.
「野村つみたて外国株」
・2020/1月:基準価額:11,884円
・2021/5月:基準価額:15,388円
・利益率 :29.4%
では,最初の比較相手はみんな大好きバフェットも認める投資信託の王様「eMAXISSlim米国株式 S&P500」です.
「eMAXISSlim米国株式 S&P500」
・2020/1月:基準価額:12,060円
・2021/5月:基準価額:15,975円
・利益率 :32.4%
はい,S&P500には完敗ですね.
とはいっても投資している先が被っているので野村つみたてと3%の差で落ち着いていますね.
お次は,eMAXISシリーズの先進国株投資版「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」です.
「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」
・2020/1月:基準価額:13,335円
・2021/5月:基準価額:17,376円
・利益率 :30.3%
こちらにも0.9%およびませんでした.
しかし,0.9%程度なら数日で変わる逆転する可能性があるくらいの誤差ですので気にするほどでもないですね.
お次は,「たわらノーロード 全世界株式」です
「たわらノーロード 全世界株式」
・2020/1月:基準価額:10,988円
・2021/5月:基準価額:14,098円
・利益率 :28.3%
こちらにはかろうじて「野村つみたて外国株投信」が勝ってますね.
以上,人気商品3点と比較してみましたが,S&P500以外あまり差は感じないですし,今後はどうなるかわからないので今の「野村つみたて外国株投信」をしばらくは信じて積み立てていこうと思います.
どの商品も1年半で30%の利益率となっており,投資信託の威力が伺えますね.
つみたてNISAであればそれが全額非課税であり,貯金やへそくりに回すのは大きな機会損失をしていることがわかるかと思います.
まとめ
1年5ヶ月のつみたてNISAの運用結果を紹介してみました.
この期間の反省点としては,投資金額を途中で変えてしまったことです.
投資金額を変えることでドルコスト平均法の恩恵が薄れるためです.
しかし,今年からは月33,000円の満額投資で生活の危機がない限り投資額は上下することはないかと思うのでこれからの運用成績にさらなる期待をしています.
また,定期的に運用結果の報告ができたらと思います.
つみたてNISAについての記事を別途のせているのでよかったらご一読ください.
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