BMIによりテレパシーがまもなく実現!?

情報リテラシー
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AI,IoT,ビッグデータ,宇宙産業など20世紀までとは桁違いな加速を世界は見せています.

この2020年代〜2030年代においても劇的な成長が私たちを待っています.

その中でもイーロンマスク氏創業のニューラリンク社を筆頭とするウェアラブル端末を利用したテレパシーの実現が現実味を帯びてきています.

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BMI技術により思考が可視化

BMIという技術をお聞きしたことはないでしょうか?(メタボリック的なものではないです)

このBMI技術に対してメタ社は多大な投資を注いで私たちの生活を大きく変えようとしています.

BMIとは

BMIとは「Brain machine Interface」の略で今現在は脳派を利用して認知症や身体障害者等の患者に対して脳に電極を埋め込み,治療のために使用されている技術です.

イーロンマスク氏が創業したニューラリンク社はこのBMI技術を応用し,実質的なテレパシーを実現しようとしています.

人が思考した脳波をクラウドを介してコンピュータに伝え,対象物を動かすという夢のような技術です.

BMIの技術は「侵襲型」と「非侵襲型」に分けられます

「侵襲型」は手術等で脳に直接電極を埋め込む方法,「非侵襲型」は脳に電極を埋め込まずウェアラブル端末等で脳波を読み取る方法です.

ニューラリンク社のBMI

ニューラリンク社のBMIは侵襲型で,チップを頭に直接埋め込み「体温・血圧・運動状況」等を観察し,病気の兆候を予見する医療分野において主に用いられています.

一方で侵襲型は脳に直接埋め込む形式のため,人体に様々な危険を犯す可能性があるため医療分野での実用化に留まっています.

侵襲型のメリットは脳に一番近い場所で情報を取るため,非常に正確な脳の活動を読み取ることができます.また,将来的には人間の記憶容量を拡張したSDカードのような外部記憶メモリとしても実用できるのではという研究も進んでいます.まさにトランスヒューマニズムと言われる技術です.

AIに負けるな──イーロン・マスク「Neuralink」の狙いは「人類の能力の拡張」 脳を読み取る「ブレイン・マシン・インタフェース」開発の今

しかし,BMIがリスクが高すぎるため一般に普及するためには非侵襲型が現実的です.

非侵襲型の脳波読み取りにはメタ社が一度参入を発表しましたが2021年早期参入を断念しました.(長期的にはあるかも)

しかし非侵襲型デバイスも「Cognixion」の開発が発表されています.

非侵襲型デバイスでも脳波の読み取りが可能になりつつあることが着目ポイントですね.

考えるだけで操作できるARデバイス「Cognixion One」

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メタバースとBMIの融合

非侵襲型BMIが実現した場合

メタ社などが提供しているOculusをはじめとするゴーグルや上述したCognixionのデバイスが脳波を読み取る入力装置となります.

ゴーグルを通してメタバース空間に入ったユーザはもはやスマホもコントローラも必要とせずメタバース上のアバターを動かすことができます.

さらにユーザー同士はチャット介すことさえもなく自分が思ったことを相手に直接伝えられ,相手が思ったことを直接感じることができるようになります.

人間の脳とクラウド,または人間の脳と人間の脳が繋がる世界が実現したときが真のメタバース事業であると私は思います.

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まとめ

脳に電極を埋め込むことなく脳波を読み取れる技術が出来ている以上,テレパシーはもはやアニメやマンガの世界では無くなってきました.

マークザッカーバーグ氏やイーロンマスク氏はおそらくそこの世界まで考えてメタバース事業やBMI事業に乗り出しています.

テレパシーが実現すれば,チャットよりも速く,話すよりも速く,自分の思ったことを相手に伝えることが可能になります.

夢のような話ですが不可能ではなくなってきています.

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