今回は,株主優待大豊作の3月ということで私的おすすめの3月株主優待ベスト5をご紹介いたします.
3月おすすめ株主優待5選!!
3月末を本決算としている企業がほとんどのため3月の株主優待は大注目です.
3月の株主優待を得るためには,3月29日に株を保有している必要があります.
3月30日には売っても構いません.
おすすめ優待株の選定順として,
- 魅力的な優待か(実用的か)
- 財務状態が健全か
- 配当があればなおよし
を総合的に判断して順位づけしております.
第5位 ヤマダホールディングス(9831)
5位は ヤマダホールディングス です.
ヤマダホールディングスは,ヤマダ電機を47都道府県全てに展開している大手家電量販店です.
売上高も他を抑えて圧倒的1位の座に君臨していますので当面は安泰です.
(家電量販店売上ランキング)
優待内容
権利確定月:3月末,9月末
ヤマダホールディングスの優待は 500円の優待券 です.
株数に応じてもらえる枚数が以下のように変わります.
保有株数 | 優待券枚数 |
---|---|
100株以上 | 3月末:1枚 9月末:2枚 |
500株以上 | 3月末:4枚 9月末:6枚 |
1,000株以上 | 3月末:10枚 9月末:10枚 |
10,000株以上 | 3月末:50枚 9月末:50枚 |
保有数ごとにもらえる枚数が変わりますが,100株が一番利回りいいですね.
500株と1000株では利回りが同じなので余裕がある方は1000株の保有くらいで止めるのがいいですね.
現在の株価
ヤマダホールディングスの現在の株価は 550円 です.
配当金:10円(1.82%)
優待獲得のための最低投資金額は 55,000円 です.
株価は3桁台と非常に手の出しやすい値段となっており業績も好調なため,優待初心者にも最適な銘柄となっています.
株価の上がり下がりは激しいですが,家電量販店のトップ企業ということで時価総額5,000億は少し寂しい気がするのでもっと上がってもおかしくない気がします.
私も押し目を測って購入を検討したいところです.
第4位 明治ホールディングス(2269)
4位は 明治ホールディングス です.
明治ホールディングスは,チョコレートで知られた「株式会社明治」と医薬品事業の会社2社をグループとする持株会社です.
チョコレートの明治が医薬品会社をやってるのは結構意外ではないでしょうか?
優待内容
権利確定月:3月末
明治ホールディングスの優待は 自社グループ製品詰め合わせ です.
持株数によって内容は以下のようになります.
保有株数 | 内容 |
---|---|
100株以上 | 2,000円相当 |
500株以上 | 3,5000円相当 |
1,000株以上 | 5,000円相当 |
後述しますが100株買うのも大変な株価ですし,100株が一番利回りいいので100株保有がおすすめです.
「明治チョコレート」や「カール」などが届くのはとてもうれしいですね!
現在の株価
明治ホールディングスの現在の株価は 7,090円 です.
配当金:150円(2.12%)
優待獲得のための最低投資金額は, 709,000円 です.
見ての通り株価は常に高い状態にあるため100株買うだけでも70万円必要です...
食料品はコロナの影響も関係ないですし,むしろ巣ごもり需要で伸びている加工食品もあります.
食品メーカーは安定しているのでチャンスと資金の余裕があれば買っておきたい銘柄の一つです.
第3位 サンマルクホールディングス(3395)
3位は サンマルクホールディングス です.
サンマルクホールディングスは,サンマルクを含むカフェ,レストラン事業を営む子会社群の持株会社です.
中でもサンマルクカフェは全国チェーンで多くの駅チカで見かけると思います.
サンマルクのチョコクロは絶品です!
優待内容
権利確定月:3月末
サンマルクホールディングスの優待は,株主優待カード です.
この優待カードをサンマルクグループの店舗で提示すると20%-30%引きの価格で何度でも食事やカフェを楽しむことができます.
サンマルクの優待については当ブログでも以前紹介させていただいてます.
[株]カフェのサンマルクを購入!株主優待や投資価値は?
こちらでも紹介させて頂いた通り,一度100株買ってしまうと優待が続く限り一生,全国のサンマルク店舗を優待価格で楽しめるので株価に関わらずめちゃくちゃおすすめの銘柄です.
現在の株価
サンマルクホールディングスの現在の株価は 1,706円 です.
配当金:44円(2.58%)
優待獲得のための最低投資金額は, 170,600円 です.
現在の株価は,コロナショック前の水準とは言わないまでも大幅に戻してきてます.
飲食やカフェ業界はまだまだ厳しい経営が続きますが,サンマルクを始め,スターバックス,ドトールなどなどのカフェは僕が見かける限りいつ行ってもお客さんで満席です.
ワクチンの普及でコロナさえ収束すれば株価の回復もまだまだ望めそうですし,長期保有で株主優待の恩恵を受けるだけが目的であればいつ購入しても問題なさそうですね.
私自身もホルダーなので早く優待でパフェとチョコクロを味わいたいです.
第2位 KDDI株式会社(9433)
2位は KDDI です.
KDDIは,通信事業サービスを中心とする携帯ショップauを運営している会社です.
通信事業会社はなくてはならない存在なのでとても企業として安定感があります.
一方で昨今の携帯料金値下げ運動の激化による業績の影響も懸念し,まだまだ注目していきたい銘柄です.
優待内容
権利確定月:3月末
KDDIの株主優待は,auPayマーケット商品のカタログギフトとなります.
ラインナップは宮崎牛,うなぎ飯,前沢牛などなど豪華な商品ばかりとなっています!
保有株数 | カタログギフト |
---|---|
100株以上(5年未満) | 3000円 |
100株以上(5年以上) | 5000円 |
1000株以上(5年未満) | 5000円 |
1000株以上(5年以上) | 10000円 |
現在の株価
KDDIの現在の株価は 3,479円 です.
配当金:120円(3.45%)
優待獲得のための最低投資金額は, 347,900円 です.
KDDIは前述した通り通信事業者ということもあり非常に安定感のある企業です.しかし携帯料金の大幅な値下げを行なったことにより値下げ後の企業成績が重要になると考えられます.
今現在19期連続の増配中ということもあり,非常に魅力的な増配株ですが携帯料金の値下げもあり利益が思うようにあげられなければ増配ストップ,減配のリスク,それと同時に株価下落のリスクがあると考えられます.
ただ例え利益が下がったとしても通信事業は安定感があるため,株価や配当金は一定値で下げ止まりが起きると予想します.
今後数年間で見た場合でも5Gはおろか6Gの事業の話もすぐにやってくるので注目の銘柄です.
どこか安くなったタイミングで個人的には買いたいですね・・・
第1位 オリックス株式会社(8591)
1位はやはり株主優待の王様,オリックス です.
オリックスは金融サービスから投資,不動産,生命保険,エネルギー関連等,様々な事業をしており,ひとことで何をやってる会社!ということを言うのが難しい会社です.
株主還元意識の高い会社であり,リーマンショックで多くの個人投資家が離れた過去を悔やみ個人投資家を大事する意識が生まれている会社です.
優待内容
権利確定月:3月末,9月末
3月:ふるさと優待品,株主優待カード
9月:株主優待カード
オリックスの優待で注目なのは ふるさと優待品 です!
3月末に保有していた株主には「ふるさと優待カタログ」が送られ,その中から好きなふるさと商品をもらえるという内容です.
こちらのカタログの内容がとても豪華かつ100株のみの保有でOKということから優待好きの投資家にはとても気に入られています.
・3年未満の保有でBコースカタログ(5,000円相当)
・3年以上の保有でAコースカタログ(10,000円相当)
ふるさと優待の詳細
https://www.orix.co.jp/grp/pdf/company/ir/individual/investment/furusato_2020_b.pdf
オオサンショウウオのぬいぐるみが中でも大人気のようです・・・
株主優待カードについては当ブログでも紹介させていただいてます.
[株主優待]オリックスから株主優待到着!優待内容は?
現在の株価
オリックスの現在の株価は 1,855.5円 です.
配当金:76円(利回り4.1%)
優待獲得のための最低投資金額は, 185,550円 です.
コロナ後の株価急落から自己株式取得や配当維持などもあり,株価は見事にコロナショック前と同等の価格帯に戻りました.
配当に関しても利回り4.1%と高配当水準です.
コロナで企業成績は多少悪化しましたが安定感は抜群ですので長期保有目的なら現在の価格で参戦しても十分素晴らしい投資になりそうです.
私自身,コロナショック後の2020年4月24日に1,178円で100株購入し現在は大幅な含み益となっています.
3月の優待はまだもらったことはないですが,今年頂いた際には別途紹介させていただこうと思います.
まとめ
いかがでしたでしょうか?
3月の株主優待銘柄は非常に銘柄数が多くて紹介しきれないものばかりですが,個人的に好きな企業,優待の欲しい企業を紹介させていただきました.
また,良い企業があれば随時紹介しようと思います.
ちなみに私は,オリックスとサンマルクは優待と配当が続く限り生涯保有予定です笑
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